・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,





 ビッグアップ、ムーミン。

良い季節となりましたが、アメリカは、イラクでの収容施設での看守の暴挙があばかれ、ブッシュは遺憾とか適当な事言って いるけど、昨日は、ブッシュ夫人が2008年のNYオリンピックの下見を金、じゃなくて、兼ねて、州知事パタキと1,000ドルのランチを食ったり豪遊。個人的にはクリントン嫌いだったけど、彼はハーレムにオフィスを構え、地元の経済に貢献(アメリカの公立の学校って、不動産税で運営されているから、ハーレムの学校も向上するはず)。米軍と英軍のスキャンダラスな写真が浮上しても、ラムズフェルド国務長官は辞めないし、悪党がついに世界を支配したという感じかな。新聞は、アフリカやイスラム系の自由戦士達をテロリストと呼ぶばかりで、一般の関心はゼロ。むしろテロの脅威に踊らされているばかりで、バカな警備費を払ったり、イヴェントや商売がやりにくくなっても、お上に頼りっぱなし。しかも、アメリカ大陸には重要なパナマもアメリカに協力して、これから物流もアメリカの機嫌を損ねるものには規制がかかるとか。つまり、武器、麻薬もアメリカがこれから仕切るという事かな。日本は一度、 帝国主義にのっとり、アジアを制圧しようとして原爆を二度も落とされ、真の民主主義を行こうとしたというのに、今じゃ、各国同様、悪党達に翻弄されっぱなし。それでも軍需で経済効果を上げようと、どうしようもない。我々自身の経済制裁を、この悪党どもに食らわせようじゃないか?

今月のフリック
 久しく紹介したい映画が無かったというのが正直な所だが、私自身の5大フェイヴァリットに上がるメルヴィン・ヴァン・ピーブルスの愚息、マリオ が、父上の伝記映画、『Baaadasssss』を、どうしようもないアメリカ映画界の祭典、ロバート・デ・ニーロ(いつからユダヤ人になったんだ?) 率いるトライベッカ映画祭で上映。本人も親子で参加、それですっかり騙されて観に行ったんですが、高齢のメルヴィンの気丈ぶりには感動。映画は勿論、破天荒で、インテリで、行動派のメルヴィンについてなので、それなりに面白かったが、まあ、『ニュージャック・シティ』のマリオは、変わっていない感じ?

 特筆に値するのは、上映後に、監督自身がオーディエンスの質問に答える場面で、この映画が自主作品という事で、メジャーからの出品ではないと発言した後、メジャー作品が駄目な時代だから、こういう作品が必要と付け加えたら、満場の業界人達が沈黙で返した。わずかなメルヴィン・ファンと見られる黒人のオーディエンスと私だけが大拍手でした。ヤッピー達って、本当に腐ってるね?

今月の50セント
 ファラカーンを無視して、又暴れています。昔、山口富士夫も歌っていたマサチューセッツのスプリングフィールドでの5月7日に行われたコンサートで、客に水をかけられたと客席に飛び込んだ50を救助しようと、彼の取り巻き約20人が大暴れ。コンサートは中断され、けが人が続出。2人が病院に収容された。警察が収拾に乗り出した直後、何者かにより発砲騒ぎもあり、近所の住民が恐怖のどん底に突き落とされた。現在、なんらの容疑も50にかかっていないが、警察が発表したところによると、捜査後、50に責任を追求するとの事。本当、どうしようもないラップ界になっています?

今月のビーフ?
 とにかく悪口言っていないとレコードが作れないみたいなスリム・シェイディが、NYでのビースティ・ボーイズのリリース・パーティを訪れ、彼ら独自のユーモアが分からず、逆切れしたと噂されている。それもビースティの一流のユーモアかも知れないが、相手が悪い。しかしながら、今回のビースティは、LAに住んでいながら、「To The 5 Boro」と、NYに向けた作品で、D12の屑みたいなアルバムと互角?

 ヴィデオも最悪で、曲もまるで自分たちのパロディみたい。しかし、年取ると、ボブ・ディランみたいにユダヤ人丸出しになるのは、凄いかな?
今月のスポット
 前にもピートDJジョーンズのパーティで紹介したかも知れないが、アップタウンは145丁目にあるウィリーズというクラブで、毎週土曜、「レジェンダリー・サタディ」なる企画を、昔のコンビ、AJとカーティス・ブローがやっている。100%ブラックという顧客のこの店だが、私が白人に見える程、店内は黒かった?
今月のラキム
 なんとラキムが、ゴーストフェイスとカップリングでコンサートを行った。4月24日、ローズランド・ボールルームで、新作を引っさげたゴーストフェイスと、最近は本屋の親父と化しているタリブ・クエリとライヴを行った。残念ながら、俺、観てないけど?
今月の写真
 そのウィリーズでのラヴ・バグ・スタースキー。




沼田 充司
...........................................................
DJ/プロデューサー。 レーベル<ブダフェスト>主宰。 雑誌『ブラスト』でも執筆中。 ニューヨーク在住。 (Photo by Tiger)