3rdアルバム『Pieces』やジャマイカで開催された「Sumfest 2003」への参加等、充実した2003年を送ったPushimが、2004年1月7日、ブラン・ニュー・チューン「Like a sunshine, my memory」を放つ。

 本誌の読者なら、PUSHIMが2003年にみせてくれた充実した活動の数々を、いちいち振り返らなくとも十二分に理解してくれていることだろう。そんな彼女の2004年は、年明け早々から飛ばし気味だ。

 2004年初のリリースとなるのが、1月7日に発売されるブランニュー・シングル「Like a sunshine, my memory」。曲の随所に織り込まれるアコースティック・ギターによる哀感に満ちたフレーズが、グッと大人びた印象を与えてくれるこの曲は、T.O.Kなどを手掛けるにRichard "Shams" Browneと、Shaggyのレコーディングやライヴで手腕を発揮するRobert "Dubwise" Browneの双子のヒット・プロデューサーとPUSHIMのコラボレーションによって生まれたミディアム・チューン。2003年の6月にジャマイカによってトラックがレコーディングされ、その後、日本でHome GのTancoによるベースとShinji Manによるパーカッションが加えられ完成の日をみた作品。ラテン・フレイヴァーただようサウンドにのせて情感たっぷりに歌い上げられるこの曲は、PUSHIMのヴォーカリストとしての表現力が巧みに引き出された佳曲。特に楽曲中盤から終盤にかけて展開される、(お得意の)一人多重録音によるコーラス・ワークにはギュッと胸を締め付けられるかのようだ。

 このシングルのカップリングには、先だっては自身の音楽的ルーツを体現した大編成のバンド“Elements Of Life Band”を率いて来日公演を行った、Little Louie Vegaによるリミックスを収録。Louie Vega本人、この曲の仕上がりをいたく気に入っているようで、MASTERS AT WORKが主宰するMAW RECORDSのウェブサイトにアップロードされている彼のDJミックスには、「Like a sunshine, my memory」のリミックスが1曲めを飾っている(2003年12月現在)。

 加えて本盤には、日本のヒップホップの名作を多く手掛けるエンジニア=D.O.I.によるダブ・ミックスを収録。「Like a sunshine, my memory」のオリジナル・ヴァージョンのミックスも手掛けたD.O.I.が、本作のレコーディング時に遊びで(?)音の抜き差しをやっているうちに、彼のダブ・ミックスが入ったら面白いんじゃないか?ということで急きょ決まったとか。

 1月7日のリリースに続き、1月16日には「Like a sunshine, my memory」の12インチが2枚同時に発売される。1枚にはオリジナル・ヴァージョンとD.O.I.によるダブ・ミックスと「I Wanna Know You」のDJ Hazimeによるリミックスを収録、もう1枚にはLouie Vegaによるリミックスと、そのリミックスのインスト・ヴァージョンが収録される予定だ。

 現在、PUSHIMは4枚めとなるオリジナル・アルバムの制作に取り掛っており、ジャマイカ・レコーディングを敢行したという情報も入ってきている。「Like a sunshine, my memory」から幕をあけたPUSHIMの2004年。今年もきっと我々の期待を裏切らない活躍ぶりをみせてくれることだろう。



"Like A Sunshine, My Memory"
Puhsim
[Ki/oon / KSCL-622 / CD]
[Ki/oon / SMYU-0256 / 12"]

"Like A Sunshine, My Memory"
(EOL Mix by Louie Vega)
Puhsim
[Ki/oon / SMYU-0257 / 12"]