Sean Paul
Masta Simon
Minmi
Fire Ball
Asuka
Moomin and Zebraman
湘南乃風
Jumbo Maatch, Tlakafin, Boxer Kid
MTV'S COLOR JAM


 「ビルボード1位」、「プラチナ・アルバム獲得」とか何とかは今さら説明不要、ダンスホール・シーンを飛び越えた正真正銘のスーパー・スターに勝ち上がった男、ショーン・ポールが2003年11月に遂に初来日! “どってぃえー!”と嵐の如く駆け抜けて行った!

 春先から何度も来日の噂が流れては消え、複数のプロモーターの争奪戦も繰り広げられてきたショーン・ポールの待望の初来日ツアーが遂に実現した。日本滞在7泊8日という日程を、追加公演とMTVのイヴェントを含む東京×4回、そして大阪と福岡という計6公演と、加えて分刻みのプロモーションというまさに過酷・過密日程で過ごし、本人も「ホテルと会場にしか行ってないよ」と苦笑するほどで、楽しみにしていた日本を満喫するには至らなかった様子ではあったが、そこは旬な者の定め。疲労も時差ボケも何のその、懸命に働きまくり、無事に全てを終了してみせたのだった。うーむ、男ですな。

 で、肝心のショーの方に関しては、本人が「今回は今年のアメリカやヨーロッパのツアーと全く同じ」と言う通り、ほぼ連日同じ内容で、約1時間の完全パッケージ・ショー。実力派4人で編成された自身のバンド、4人の女性ダンサー(ルックス、衣装もナイス)、そして2人のサイドMC(1人はアップ・タウンのサウンド・システム“コパシェド”のメンバーでもある実弟のジェイソン)を従えて、通常のダンスホール・マナーのステージとは異なった、まるでショーやレヴューといった感じの展開で、最初から最後まで休むこと無く一気に押しまくるといった感じ。世界各国、言葉等も通じない地域でのことも考えて綿密に計算されたステージ構成だったという印象。

ショーン本人は、大掛かりなツアーは今年が初めてということからか、ステージ運びやパフォーマンスからはその経験の浅さが見え隠れし、若干その細い声質が気になる場面もあったが、フィナーレの「Like Glue」→「Get Busy」のメドレーでの観客と一体となった怒濤の盛り上がりの場面に象徴されていたように、現在の本人の持つその飛び抜けた勢いが何よりも伝わる内容だった。なお、東京4公演にはマイティ・クラウンが、大阪ではマイティ・ジャム・ロックが各々サポートを務め、MTV主催のイヴェント、「Color Jam」にはファイヤー・ボール、JTB(ジャンボ・マーチ/タカフィン/ボクサー・キッド)、ムーミン、湘南之風、Minmi等が同じステージに立った。