噂のMEGUMIとのコンビネーション・チューンから今や人気全国区のCrazy Ken Bandの横山剣等をフィーチャーしたミニ・アルバムをリリースしたCorn Headにインタビュー。

全体を通してギャルネタが多くて夏的な作品だね。
Corn Head(以下C):多いですね。男と女、両方に聞いてもらえるっていう。
まずは「From Toaru Hotel」、ギャル・チューン全開だね。
C:元ラッツ&スターの山崎さんプロデュースでホーンとかを生音で欲しくて豪華な曲にしたいって感じで。この曲もそうだけど今回は全体的にストーリーを考えたんだ。

そして目玉曲、MEGUMIをフィーチャーした「め組の人」。
C:これは強烈でしょ、原曲が強烈だからね。それに負けないようにするのが大変だった。思わせぶりなかわいいアイドルがいて俺がアピールしまくって、目があっただけなのに勘違いして押せ押せでいくんだけど、最後は俺じゃねーのかよって(笑)。

こういう歌でも歌唱スタイルは変わらないね。
C:それを変える気はないね、このスタイルが俺になってるから。今回は俺にとって新境地って感じ。それをどう評価されるか楽しみ。MEGUMIちゃんとやったことによってテレビに出ることが多くなったし。どう自分的に生かしていくかだね。

次にずっとダンスで歌っていた「IMAGINE 03」。
C:うん、現場だけだったね。リリースしたかったけど2番までしかなかったんだよ(笑)。で、3番で本当に言いたいこと付け足して完成したんだ。

次にCrazy Ken Band、横山剣をフィーチャーした「俺がやらなきゃ誰がやる!」は社会風刺有り、バティマン・ネタ有りで、しかもトラックはマミー・D。
C:これはかなり笑えたよ。掛け合いの所とか、こんな下らないことやってくれるかなって心配してたら、ニッコニコでやってくれて。傑作だね、コレは。レゲエ聞いてる奴らでも剣さんは引っ掛かると思うんだよ。あのリリックは笑えてカッコいいんだよ。ぶっ飛ぶから聞いてくれって感じ。

後半は女性歌手が参加した曲が連発なんだけど、まず「夏の終わりの...」から。
C:MAYAちゃんに参加してもらってて、俺、ずっと一緒にやりたいと思ってて。でも、彼女の連絡先も知らなくて、人から電話番号聞いて、今から来てくれ!って(笑)。

シンガーとの相性がいいね、ホントに。
C:ピンで勝負したいってのもあるけど、結構好きなんだよ、こういうの。

更にパーティー・チューンの「Sing! Sing! Sing!」続くのですが。
C:これは山崎さんのオムニバス作品の中の曲で山崎さんとナナミちゃんとのコンビだったんだけど、かっこよかったから俺にもやらしてくれって。山崎さんは今、ラガ・スウィングっていうレゲエとスウィングが合体した音楽が一番イイと思っててさ。

2番のリリックは結構笑えるね。
C:昔こんなことがあったんだよ。ヂーザス・バンドの営業に一緒に行ったら、俺らの前座がゴレンジャーみたいなショウでさ(笑)。でも俺らはガンガンいっちゃったっていう。それを思い出して作ったんだ。

全体的にサウンド面では山崎氏の手腕が光るね。
C:リリックもお題を出してくれて、本当に色々動いてくれてスムーズに終ったよ。トップで色々経験してる人だから、俺には凄い響くんだ。今回はMEGUMIちゃんとやったりで入り込みやすい作りになってると思うんだけど、今までの俺のこと好きだった人にはこんなこともできるのかって思ってくれたら嬉しい。

これを消化しての次のCorn Headが楽しみだね。
C:うん。次はヒップ・ホップぽくて黒人音楽って感じの、ネプチューンズみたいな音で。俺はオール・ラウンド・プレイヤーになりたいし、狭くはなりたくないから。執着心はなくなって来たかな、良いのか悪いのか分らないけどね。

レゲエ畑出身ってのは変わらないしね。
C:そうだよ。俺はDee Jayって思ってるけど、レゲエ以外の場所に行くとラッパーって言われるからね。最近は色々やれることが分かってきた。今回は周りの人に助けられて良い感じでできたよ。あとジャケットの中とか最高だから見てよ、楽しめるから。




"Miracle Da 8"
[Universal / UPCH-1275]