この原稿は、いつものキングストンのコートレー・ホテルで書いている。昨夜、モンテゴ・ベイの「サンフェス」(サマー・フェスティバルの略)のプロデューサーである、ジョン・ゴーゾン氏とミーティングを終えて、キングストンまでのセスナの中で一眠りしてきたところだ。やはり、何となくこっちの方が落ち着くのは、多少の知人が多いってことなのか?  

さて、今年、Moomin、Pushim、Home Gが「サンフェス」に出演する。と言っても、今までにMighty CrownやSister Kayaも出演しているが、アーティストにバンド、エンジニアなど総勢13名が大挙して乗り込むというのは、実に初めてであり、大変な事だ。僕の少ない経験では、80年代の末にMute Beatというレゲエ・バンドをマネージしている時にアメリカ(SF、LA、NY)にツアーに出掛けて以来で、その時はP.A.や楽器、アンプ等のレンタルのためにレンタカーで走り回って、カードを使いまくって死ぬ思いをした記憶がある。

 まあ、今回も同じ様な事が多少は予想されるが、日本人が本場の国で何かをやろうと計画したら、一度だけでは何も始まらない。何度か誰かがこの様な試みを続けていく上で、ジャマイカと日本の差や文化の交流が図れるし、今後の日本で、レゲエがより定着したりする可能性が出ると言うものだ。  今年も多くのベテラン・アーティストや旬のアーティストが出演するこの「サンフェス」の「Riddim 20周年記念ツアー」を企画したので、P.11の広告をチェックし、この機会にぜひ参加して下さい。