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(U KNOW)What the deal is
 
前号で、ヒラリーが勝つのではという、悲観的な事を書いていたが、情勢が変わって来た。もう一つの有力、民主党候補、バラク・オバマ氏が浮遊層の支持を勝ち取り、予備選後半で、ヒラリーを大幅に破り、党のノミネーションを勝ち取りそうだ。カラフルなセレブのサポーター達の後押しもあり、明らかに共和党とは違った、新しいアメリカのイメージを持てそうなオバマ候補だが、メイジャー・リーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンと比較されがちである。女性候補と非白人候補という、保守派が多いアメリカには、難しい選択だが、現状をどうしても打破出来ない現政権に疲れているのは、確か?
 
●今月のムーヴメント
2月のアメリカはブラック・ヒストリー月間だったのだが、88年にKRS1を発起人としてはじまった"ストップ・ザ・ヴァイオレンス"が、20周年を迎えた。その原点は、ブラックによるブラックの暴力を無くし、ヒップホップをポジティヴなものとして残して行こうというものだったが、現在では何発の銃弾を撃ち込んでやったとか、被弾したとかが、普通にライムに登場するのが普通となってしまった。されど、その灯を点し続けるKRS一派のチャンネル・ライヴなどが、2月2日、マンハッタンはマディソンでライヴを行い、コミュニティ内の意識改善を呼びかけた?
 
●今月のトリビュート
初期のラップのルーツの一つとされる、ブラック・ポエトリーのパイオニアの1グループ、ハーレム出身のラスト・ポエッツのトリビュートが、市立大学のブルックリン校で2/10に行われた。オリジナル・メンバーの3人の他、ライトニング・ロッドなども参加、彼等に影響されたとされる現代の詩人達もその源流を汲んだパフォーマンスを見せた。残念ながら、ヒップホップ界からのコメントは皆無?
 
●今月のスポークン・ワード
同様なイヴェントが、1/25にブロンクスのアート・ミュージアムで行われた。こちらは、よりヒップホップを意識した趣旨で、グランドマスター・キャズ、ポイズン・ペン、パティ・デュークス、イモータル・テクニックスなどが、出演。よりアカデミックなイヴェントとなった?
 
●今月のお引っ越し
そもそも、50セントのレーベルに落ちついたというニュース自体がショッキングだったMOPが、結局一枚のアルバムもリリースせず、Gユニットを離れた。去年の10月にGユニットからニュー・アルバムをドロップするという発表があったが、結局、音楽やマーケッティングの方向性がグループとレーベルで折り合わなかったと、長年のマネージャー、レイジー・Eが語った。しかし、悪い事ばかりではなかったらしく、長年のグループの経済的な負担が、Gユニットとの3年あまりの関係で軽減されたとのこと?
 
●今月のプロモーション・アイディア
昨年、次のアルバムのタイトルが『Nigger』となると発表し、物議をかもしたナズだが、『Hip Hop Is Dead』のグラミーのノミネーションで、授賞式に"Nigger"とかかれたTシャツを来て、TV中継から完全に削除されてしまった。唯一、彼のインタヴューを放映したCNNでは、「俺がこのTシャツを着ている意味をアメリカに考えてほしい」と本人が語っている?
 
●今月の入所
銃の不法所持で逮捕されていたモブ・ディープのプロディジーが、2/20から、予定より一週間遅れ、入所する。カマ状細胞症候群を持病と公言していた彼だが、入所前に精密検査を行うというのが、理由?

   
沼田 充司
DJ/プロデューサー。 レーベル<ブダフェスト>主宰。 雑誌『ブラスト』でも執筆中。 ニューヨーク在住。 [Photo by Tiger]

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