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296    COLUMN    RAW SINGLES

Raw Singles
Text by Takanori Ishikawa
 
1. Mavado / Squeeze Breast (H20)
既にヘヴィー・プレイ中のオリジナル・ジャグリン "Blue Tooth"。歯切れの良いギター・リフをアクセントにしたハードかつシャープなトラック。最新型サウンドといつも通りのクールなスタイルがハマり過ぎ。リリックスは超ストレートなセックス・ネタ。
  
2. Macka Diamond / Dandy Shandy (Birchill)
こちらも人気のジャグリン "Madness"。飛び交うシンセ他がとにかくド派手なんだけど、シンプルなリズム・パートとの組み合わせでバランス良し。ハイ・エナジーな疾走感で一気に進行。同名のニュー・ダンス推進歌。
 
3. Vybz Kartel / Dun Wid Him (Birchill)
"Madness" 使用。いつもとは一味違うフロウを披露。「元彼に会いたくないならはっきり言葉と態度に出さなきゃダメだぜ」ってリリックス。
 
4. Ninja Man feat. Shaggy / A Nuh You (Big Yard)
アグレッシヴな打ち込みドラムがカッコイイ "Big Yard"。ここのドラムは常に独特、ビシバシとアタックします。「付ける物付けて、HIVに感染しない様にしないとな」ってDJ。堂々とし過ぎのオールドスクーラー振りがBad。
 
5. Bugle / What We Gonna Do (Daseca)
Black Chineyが "Fully Loaded" でこの曲のダブを掛けて大ウケでしたね。ピアノ・ソロのイントロからしてオリジナルなスロウなオケ。このレーベルのトラックはいつも本当にフレッシュ。「頑張って働いてもちっとも楽にならない、どうしたらいいんだよ」というリリックスです
 
6. Pressure / Jamelody (VP)
Digital-B制作。ゲットーでの生活の厳しさを歌詞に綴ったコンシャス・チューン。トラックも含めて全体にBob Marley「So Much Trouble...」に良く似た曲。リズムの立ち具合もアレンジも殆どスキ無しのBobby "Digital" の仕事は流石の一言。
 
7. Burro Banton / Lyrics Daddy (Maximum Sound)
Jackie Mittoo「Drum Song」のルーツなリメイク。「Java」も一寸入ってます。70年代レゲエのドロリと濃厚な部分を現在進行形のサウンドの中に生かした音作り。いつもの自分アンセムを元気一杯に。同時発売のSizzla、Alborosieもヤバい。
 
8. Lukie D / Hide In Your Eyes (Renaissance)
当レーベル初となるミディアム・オリジナル・トラック "Legal"。洗練されたサウンドはいつもと変わらずにシンガー向けの好トラックに。騙され続けた男の失恋リリックス。冒頭からグッと引き付ける、最近でも出色の歌いっぷりで存分に聴かせます。
 
9. Jah Cure / Sunshine (First Name)
しゃがれた声が印象深い彼だけど、本作では幾分ツヤのある歌声。今までの悲痛な感じは現象して、マイルドさが加味されています。サンシャインを好きな女性に例えた求愛ソング。どんなに好きで、つき合って欲しいかを訴える内容。メロウなオリジナル・ミディアム "All Star"。オールド・タイミーなキーボードがGood。
 
10. Alborosie / Sound Killa (Forward)
Eek-A-Mouse「Ganja Smaggler」の変形リメイク。ウネるベースラインとヘヴィーなドラムがいい感じ。Tenor Saw「Ring The Alarm」他の引用もJr.Gongにも通じるオールドスクールなDJでのサウンド・チューン。同時発売「Promise Land」リメイクのU-Royとのコンビネーションもいいよ。
 
11. Shaggy feat. Rik Rok & Tony Gold / Bonafide (Big Yard)
Desmond Dekker「Shanti Town」リメイク・トラック。ほぼオリジナルに忠実な焼き直しだが、ベースラインのヴォリュームが3割増。なので、メリハリがくっきり。交際中の女性を褒めまくるラヴ・ソング。
 
12. Collie Buddz / Blind To You (Black Chiney)
ズッしりとしたルーツ・ロック・レゲエ調のスロウ・トラック。オリジナルです。オケに対応した渋いシングジェイ・スタイルも難なくこなした好曲。意味なく敵意を示したり、ガンを使う奴らを批判する内容。そんな奴らには関わらないぜ、って歌。
 
13. Beres Hammond / Greatest (Harmoney House)
久々の新曲。劣ろえ知らずの歌声でじっくり、たっぷりBeres節を味わわせてくれる。ダブ処理もさり気ないサウンドにコクのある歌唱が良く似合うスウィートなラヴ・ソング。スロウなオリジナル・トラックも文句無しの出来。
 
14. Perfect / 30 Pieces (Irie Viberations)
この人独特のシングジェイ・スタイルで朗々と歌うコンシャス・チューン。かなり展開に凝ったメロウな美しいサウンドに人種差別を題材にしたリリックス。モチーフになったのは聖書からのお話か。物語的描写が特筆もののナイス・チューン。

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